2026年4月 2日 (木)

4月1日より共同親権制度(改正民法)が始まる

いよいよ多くの女性が恐れていた「共同親権」がスタートしました。
そして、共同親権を柱に「改正民法」の施行もなされ、離婚時の協議内容が大きく変更されました。

ボクもまだ研究中の共同親権。今日は覚書・メモとして記載しておきます。

今まで離婚後は単独親権で、多くの家庭では母親が親権者となっていたかと思いますが、これからは共同親権という制度も選択できることになり、父親側にとっては子どもとのつながりが法的にも持てるようになるということです。
もちろん、今まで通り単独親権も選択できますので、子育てに興味がない・自分が親権者という権利を持たなくても良いという父親は共同親権を選択しなくてもいいわけです。

ただ、今後はこの共同親権を争うケースが激増するわけですから、今までよりも対立が激化する中で共同親権に決まった際に元夫婦間が連絡を取り合って話し合いをしていけるのか、とても心配です。
当然のことながら、問題は父親側だけでなく、不倫や子どもの虐待などの問題を抱える母親側もいるわけですので、子どもの未来を見据えてしっかり協議していく必要があります。


【改正民法で理解しておく変更点】個人的メモです

1.子どもの進学、引っ越しなどについて、離婚後も父母で話し合いが必要(引っ越し、進学、パスポート作成などは相手方の許可が必要)。

2.共同親権により扶養義務が明確化。養育費の回収がしやすくなる(子どもが大学生であれば22歳の3月まで子どもから請求も可能に。申し立ては同居親)。

3.子どもの生活費は同居親、別居親双方が同じ水準であるべきということが明示。そのため今後養育費の算定表額も上がる可能性がある(上がるべき)。

4.法定養育費制度が始まる。離婚時に養育費が定められなくても、子ども一人あたり月2万円の支払いが義務化(2万円でいいわけではない。その後、あらためて養育費の調停を行う)。

5.「養育費の先取特権」が始まる。今までは調停調書、公正証書などが必要だった養育費の強制執行が、弁護士作成や当事者間作成の示談書(念書)でも執行請求が可能になる。妻・夫・子どもの記載、養育費の額、何歳までの支払いといった条件の記載は必要。ただし、先取できる上限は月8万円まで。

6.養育費の早期回収のために、裁判所は「収入情報の開示」を命じることができる。1回の申し立てで財産開示、給与情報の開示、差し押さえまでできる。

7.面会交流が拡大する。祖父母などの子どもにとって親しい関係の親族が面会交流を求める権利がスタート。祖父母が面会交流の調停を申し立てられるようになる(別居親側の祖父母に限らず、孫の母親が自分の娘であっても祖父母が孫に会えないケースもあるので必要な制度。これは同居親による虐待などが主原因のため祖父母の関与が必要。祖父母による親権停止の審判の申し立ても可能になるかどうか)。

8.財産分与の時効が延長。今までは離婚後2年だったものが、5年に延長。離婚後も協議ができる。妻の家事などが正式に寄与分に認められるため、今までよりも財産分与の取り分が上がる可能性が高い。

9.共同親権と定めても、母親が再婚し、再婚相手と子どもが養子縁組する場合は、実親(父親)の親権は消失する(父母逆でも同じ)。共同親権は養子縁組で解消されることに留意。別居親に養子縁組の拒否権はあるが、家裁で養子縁組が認められれば消失するため、拒否はかなり困難。

10.法定離婚事由であった「精神病の規定」は削除。今後、回復見込みのない精神病であっても一方の申し立てによる離婚はできず、本人許可での離婚が必要に。そうなれば、離婚が成立せずに長年の別居しかない可能性もあるが、裁判を覚悟すれば「婚姻を継続しがたい事由」を適用するという形で離婚は可能。

などが改正ポイントです。

これらの変更により、救われる人、逆にトラブルになる人、それぞれに発生します。
しっかりとした準備が必要ですね。

2026年4月 1日 (水)

開業24年目のスタート

皆さん、こんにちは。
お初の方も、常連さんもいかがお過ごしですか。

当事務所は本日4月1日、開業24年目のスタートとなりました。

常連さんはご存じかと思いますが、私事となりますが、若くして20代で離婚し、その時に多くの問題が発生したため、自分自身が経験したことで同じように離婚問題でお困りの方がたくさんいるということがわかり、支援活動から入り、テレビディレクターという仕事を辞め、直接皆さんの手助けをしたいと開業することとなりました。

探偵業を始めるなら、手始めに大手探偵社というところで勉強してみたいと、現在は存在していない会社ですが、日本最大という大手探偵社に入社し、相談員という名の営業マンの修行を始めたのですが、探偵社というのはほとんどの業者がお客さんから1日20万円以上の調査費用をむしり取り、調査結果はどうでもいいというスタンスのブラックな業種とわかりました(1日20~30万円も費用をかけ、弁護士を依頼したら慰謝料の元も取れません。資産家の配偶者以外は経費で赤字です)。

なお、現在、大手探偵社というのは日本では1社だけになると思われます(そこも近年は大手ではなくなっているようです)。
社員が100人を超える業者は存在しておらず、自分で大手と称している業者は全て虚偽です。
社員が100人もいないのですから、全てただの中小企業です。

大手の営業手法や中小の実情など、多くの業者の動向を見て、「もう悪徳業者に任せておけない、早く自分でまともな事務所を作った方がいい」と判断し、岩手にUターンして起業しました(プロの撮影、取材ノウハウはすでにあったわけですから、ボクの場合は独立しやすかったです)。
大手事務所なんて高額料金をむしり取るだけの悪徳業者しかないのが実情で、中小には詐欺師が多いという現状から、とにかく安くて、本当に証拠を取れる事務所を作ろうと立ち上がったわけです(それを今も継続しているだけです)。

浮気、DV、モラハラ、児童虐待など家庭には多くの困難が発生することになります。
当初の離婚関連の支援活動を通じて、特に女性たちの困難は過酷なものがあり、手助けが必要なケースが多いとわかったために、開業時は旦那の浮気とモラハラに悩む女性をメインのお客さんと捉えました。
すると徐々に妻の浮気に悩む男性の依頼者さんも増えて行くことになったわけですが、一時期男女比はほぼ同じ時期もありましたが、近年の男女比というのは3:7で女性の方がかなり多い状況に戻っています。

開業当初と現在では、法律関係と、慰謝料の実情というのが大きく変わりました。
浮気のパターンなどに大きな差はないんですが、離婚に至る解決策が変容しています。

昔は離婚しない場合の浮気相手に対する慰謝料は250万円以下ということはほとんどありませんでした。
逆に離婚時の配偶者の慰謝料も、離婚しない場合の慰謝料もあまり変わらないということではあったんですが…。

ところが現在は、離婚しない場合の浮気相手女性への慰謝料は100万円以下です。
ここ15年ほどの裁判所の破綻主義という方針に沿って、配偶者が他人と肉体関係を持つことへの「貞操権の侵害」というペナルティーの考え方がなくなってきたためです。
そのため、「心の傷」に対する金額は50~100万円程度が限界みたいな考え方に司法が支配されています。
30年後には浮気に対する慰謝料という制度はほぼなくなる見込みです。

こういった慰謝料額の暴落に伴い、調査費用を多く出せば出すほど赤字になるということで、離婚して再出発をする女性が少しでも多くの金額を手元に残すには、経費である調査費用を安く保つことしかありません。
他社で100万円を払うのと、当事務所の30万円では最初から70万円の差があります。
今後もこの金額を維持していけたら一番いいのですが、昨今の物価高を考えると、日本一安い金額というのを維持することが少し難しくなってきたかなと感じています。
数年ぶりの料金改定も近いかもしれません(まだまだ思案中です)。

100万円払って証拠が取れない多くの探偵社に比べたら、成功率日本一の当事務所なら100万円払っても価値はあると思いますが、岩手県でそこまでの費用が出せる方はわずかです。
ですので、当事務所はいつまでも「ほぼ日本一安い」金額を維持してはいきたいです。日本で三番目くらいに安い事務所になるかもしれませんが。

時々ですがボクらの業務を手伝ってくれている18年前の依頼者さんと先日お話したときに、「いよいよ24年目になる」という話をしたんですが(その現場現場で情報入手など手伝ってくれる依頼者さんがけっこうおられます。信頼関係ですね)、その時まだ小さかったお子さんが大学を卒業し、いよいよ子育てが終わるということで、お子さんも事務所に見えられ、その成長ぶりに本当に長い期間自分もやってきたんだなと感慨深いものがありました。

来年で25年目、四半世紀というやつです。
これからも頑張ります。
よろしくお願いいたします。

2026年3月 6日 (金)

浮気旦那の言い訳

依頼者さんとお話していると、浮気旦那が言ってる話(言い訳、嘘)が同じ話ばかりということで本当にあきれる毎日なんですが、その内容について今日はお話したいと思います。

浮気旦那が浮気をごまかすために、妻に言い訳や嘘をつくわけですが、それが面白いようにみんないくつかのパターンになるということです。

会社で仕事が増えて忙しい。毎日残業だ」 (→会社に行ったら電気点いていませんけど)
精神的にきつい。一人の時間がほしい。夜に一人でドライブに行きたい」 (→私も仕事と子育てであなたより大変ですけど)
同僚と飲みに行く」 (→え?毎週?去年までそんなことなかったよね?)
飲み会のあとに車で寝てる」 (→毎週、冬なのに?代行で帰ればよくない?)

まぁ、だいたいこんな言い訳ですよね。

そこから派生して、『精神的にきつい』と言い出すパターンの旦那たちは、妻に離婚を迫るために「会社で仕事がつらい。うつ病だ。病気で家族に迷惑をかけるから離婚をしてくれ」と言い出します…。
うつ病は演技なんですが、なんと実際にうつ状態(うつ病の手前の状態)になる浮気旦那というのもいまして、奥様方もつい本当のことだと信じてしまうケースもあるんです。

なぜ、浮気しているヤツがうつ状態になるのか言いますと、浮気しているヤツはだいたい職場不倫が多いわけですよね。
そうなると職場では皆さん、すぐに不倫関係に気づくもんなんですよ。そのために職場で空気が悪くなったり、上司にいろいろと言われるケースも少なくありません。
妻に対しては浮気を隠した上に離婚を認めさせないといけないというプレッシャーがあるし、浮気相手の女には早く離婚成立させて安心させたいという焦りが出ますし、職場ではバレてるみたいで空気悪いし、いろいろプッシャーがかかり、本当にうつ状態になってくる旦那も出て来るんですよ。
全部自分が招いたことなんですけどね…。
知らんがな、と…。

しかも、このパターンの浮気旦那は、浮気を隠して離婚とか言い出すさなかに、職場にもいづらくなって、「仕事辞める!」とまで言い出すヤツも多いんですよ。
頼むから、慰謝料と養育費を確定させる前に仕事辞めるとか言い出すのやめてくれ、とボクも奥様方もみんな思います。
無職のヤツからはお金取りにくくなるわけですからね。
踏んだり蹴ったりです。

そして、奥さんから女性関係を追及されたときに言い出す言い訳というのも定番化されてまして、それは、

職場で上司のパワハラを受けている女性の相談に乗っていただけだ!」 (→女のアパートで?会社とかファミレスにしたら?)
部下の女の子が元カレにストーカーをされていて、それが深刻な状況なので毎日アパートに行って様子を見てあげているだけだ!」 (→数時間一緒にいてあげてるだけで、帰宅後は不安じゃないの?その女が寝たらストーカーは来ないって仕組み?)
職場のシングルマザーの女性がDVの元夫に押しかけられていて、警護のために行ってただけだ!」 (→お前が一緒にいたら余計にもめるんじゃないの?)

だいたいこのパターン。

しかも、奥さんに「その女に本当かどうか確かめに行く」と言われると、あわてて「彼女は精神的に弱くて病院にも通院していて、そんなことしたら自殺するぞ。お前に責任取れるのか!」と言い出すのも定番です。
不倫女なんて、なんならそのまま死ねばいいのにね。これがなぜか誰も死なないんですよね~。不倫女なんて神経図太いからやってるわけで。

むしろ、精神的に大変なのは浮気されてる奥さんの方だろ!って話ですよね。ホント、腹立ちますよね。

こんなクソみたいな言い訳並べて、不倫女をかばう旦那にきっちり対抗するために確かな証拠が必要で、そのためにボクらは必死に頑張っています。
依頼者さんは一緒に戦う仲間です。依頼者さん同士も仲間です。

ボク個人は、日本最大の探偵社の出身で、探偵社ってほとんどがよろしくない業者だとわかり、独立して岩手で開業をした経緯がありますが、その探偵社で働く前に自分の配偶者による浮気を経験し、そして友人の配偶者の浮気調査をしてあげたことがきっかけで、家庭問題の支援活動を始め、テレビ局の仕事を捨てて探偵社に就職をしたんですよね。
そのために他の探偵社と違い、本気度が違うと思います。
探偵に興味があって就職しましたとか、探偵で金儲けするために始めましたという理由とは違うんです(探偵になる人はだいたいどちらかの理由)。

だから、日本一と言われる成功率なんですよ。実際の探偵社の成功率は30~60%なんですが、うちは100%に近い状況です(どこも95%以上みたいなこと書いてますがそれはウソで、同業者の皆さんはご存じですよね)。
日本一安いのではないかという金額で、さらに明らかに日本一クラスの成功率ですので、うちを見つけて依頼した方はお目が高い、ということです。
その期待に応えて、今後も成果を出し続けていきたいと思います!

2026年2月26日 (木)

SNSでカモを見つける業者

おそらく多くの方がInstagram(インスタグラム)のアカウントはお持ちだと思います。
画像をアップしている方、鍵アカで読む専の方、様々だとは思いますが。

そして、Instagramと連動しているThreads(スレッズ)のアカウントをお持ちの方も多いと思います。
ご存じではない方がいらっしゃるかもしれないので簡単に説明しますと、旧ツイッターと似たシステムのテキストベースSNSです。ほぼツイッター(現・X)ですね。
今、このThreadsの閲覧が世界的に伸びていまして、このブログをお読みの方でも利用されている方が多いと思います。

Threadsは画像ベースのインスタと違い、テキストベースのため、誰でも投稿しやすく、最近はインスタ以上に誹謗中傷も増加しているのが問題点となっています。

そして、このThreadsが誰でも投稿しやすいということを利用して、悪徳探偵業者が盛んに情報発信をしています。
画像をアップしなければいけないインスタと違って、テキストだけですので、複数の業者が参入してきました。

探偵事務所としてのアカウントであればまだ良いんですが、今盛んに行われているのは、一般人の女性を装った探偵業者のアカウントによる詐欺的情報発信です。

どういうことかと言いますと、「サレ妻」「離婚」「相手の女に慰謝料請求」などの言葉を盛り込んだ女性アカウントを作り、夫の浮気・浮気相手とのバトルについてつぶやき、「探偵を依頼して証拠を取った」ということをあちこちにちりばめているんですね。
そして、この偽アカウントに騙された女性が「どこの探偵を使いましたか?」などを質問したり、DMしたりして、紹介を受けているという恐ろしい事態です。

これらの偽アカウントは高額料金業者が運用していまして、紹介を受けた女性が80万円や100万円という金額で契約させられています。
うちの3倍以上の金額です。
東京であっても比較的安い業者というのもあります。
どこの業者がいいかわからないという情報入手の力が弱い方をカモにして、高額費用で契約させるのが目的なわけですね。

まるで浮気をされている仲間のようにつぶやきつつ、実はカモを探しているという悪質なアカウントたちです。
情報弱者というのはネットの情報もすぐに鵜呑みにしてしまう傾向にあります。
業者アカウントはちょっと信用できないけど、同じ一般人の経験者は仲間だと思い込んでしまいます。

自分のことを「サレ妻」と表現するアカウントって気持ち悪くないですか?
「不倫クソ旦那と女をぶっとばす予定の妻」とかの方がまだ納得感がありませんか?

変な業者に引っかかりたくなければ、まずは料金表を見ましょう。
そこには大体の金額が書かれているはずですが、その金額と実際に問い合わせた際の見積もり額に差がある業者はヤバイ業者です。
料金表では1日5万円くらいだったり、トータル費用が30万円くらいに見えたのに、実際にはなんだかんだで80万円と言われたら、それは悪徳業者ですよね。
これが例えばアパートやマンションの契約だったら、ウェブサイトに家賃が5万円と書いてあったのに、不動産屋に行ったら「家賃15万円」と言われたら、誰も契約しませんよね。
それを依頼者さんが精神的に弱っていると、そんなものなのかと思いこんで契約してしまうわけです。冷静に判断しましょう。

SNSは利用する側に知識がないとすぐに悪徳業者にカモにされるリスクが高いです。
例えば、昨年からSNSでお米の情報をアップするアカウントが増え、地方の農家さんが安く販売すると言いつつ、お金を払ったら送られて来ず、アカウントも消えてしまったという事件が相次ぎました。
楽天などの販売サイトやお米屋さんのサイトではなく、実際に存在しているかわからないSNSでお金を送ってしまうなんて、そりゃあ詐欺に遭いますよね。昨年いくら米が高いからといって、身元不明のSNSからモノを買うなんてことはしてはいけません。

その他にも、南部鉄器を販売するというアカウントや、絶対にくっつかないフライパンを販売するというアカウントなどに騙されて、中国製のまがいものを購入してしまった方の報告も相次ぎました。
岩手県の南部鉄器業者さんたちも「SNSでの購入はご注意ください」と何度も注意喚起していました。南部鉄器業者さんは自社のサイトをお持ちですからね。または岩手県内のあちこちで実物を見て購入することができます。

SNSで誘われて、投資を始めたら、何百万も盗られたという事件も毎日起きています。

SNSは詐欺の温床です。どうかお気をつけください。

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