2020年5月 8日 (金)

コロナウイルスと不倫

皆さん、こんにちは。
なかなか更新しないブログで本当にすみません!
常連読者さんには特にごめんなさいを言いたいです…。
昔はけっこうな頻度で更新をしていた時期もありますが、近年は年中繁忙期という感じで申し訳ございません。

さて、この4月には開業18年目を迎えまして、なんとか17年やってこれたいちご探偵事務所ですが、ひとえに依頼者となる皆さんのおかげでしかありません。

依頼者さんを紹介してくださる弁護士の先生方にも感謝です。
ただ、この弁護士の先生からの紹介がありがたいというのは、当事務所の利益になるからありがたいというのとは少し違うんです。
依頼者さんが県内・県外の悪徳業者に引っかからずに依頼されることができるということと、やはり弁護士事務所からの紹介だと依頼者さんも余計な心配をせずに依頼ができるじゃないですか。悪徳業者の仕事が減るという喜ばしい状況が拡大するということですからね。
いろいろ難しいことを考えずに依頼できるルートとなってくださるということで本当に大きな意味があると思っています。
今後も公式連携、非公式連携のゆるやか連携という両方の形で先生方と協働していけたらと思います。


さて、今日は新型コロナウイルス感染問題と不倫について書き記したいと思います。

コロナウイルス問題で、飲食業・宿泊業・医療福祉関係などの業種は大変な状況ですね。
ところが当事務所はめちゃめちゃ忙しいです。

それは単純に依頼者さんが年々賢くなって悪徳業者との見分けがつくようになって、岩手県内では当事務所が格段に大きなシェアを持っていることが大きな理由ではあるんですが、地方の不倫は都会の不倫と違い、コロナウイルスの影響があまりないことも理由にあります。

東京など都会の探偵業者はコロナで仕事が減っている業者もあるということと、コロナで浮気旦那の動きがなくなってしまって調査を入れらずに延期のままになっているという業者が多いです。
都会はリモートワークも増えていますし、そもそも自宅待機という状況もありますので、浮気をごまかす外出が難しいんですよね。
業務も縮小、旅行もできない、飲食店もやっていない、夜の飲食店もやっていない…という状況では、浮気が増える要素もないし、新しい出会いも少ないということですね。

ところが岩手県は(うちが商圏としている秋田、青森、宮城も)、地方の不倫は旅行や飲食店要素が薄く、相手の家に行くかラブホテル利用なので、コロナウイルスの影響が非常に限定的です。
地方でもリモートワークの旦那さんのケースなどは状況を見ながら様子見が必要かなと思いますが、一般的な仕事の浮気旦那のケースはコロナに関係なさそうです。

ただ、調査をする側としては若干の問題が生じていまして、行くところがない分、普通のカップルも不倫カップルもラブホテル利用がすごく増えてしまい、調査が少々やりづらくなっています!
ガラガラのラブホの方が調査はやりやすいです。混んでいるといろいろと面倒なことが生じます…。時間も長くなっていますしね…。
そういう意味でもコロナが早く収束しないかな、と思っています。

その反面、ちょっと言い添えておきますと、外出をしない分、最近の不倫はマッチングアプリでの出会いが増えており、コロナでますますマッチングアプリ利用者も増えているようですので、注意したいところです。
マッチングアプリは独身者が利用することが条件なんですが、実際は既婚者の利用も多く、一時期下火になった出会い系サイトがまた活発化しています。

例えば、2年前とこの1年を比較すると、マッチングアプリ絡みの不倫は2~3倍になっています。
これは今後大変な状況になると思います。
昔、旦那が出会い系サイトで女性と会っていた…なんていうケースは相当数がまたマッチングアプリ利用者となっています。
旦那が過去に出会い系を利用していたという奥様方は、旦那の動向にご注意ください。ものすごく活発化していますから。

そして、マッチングアプリ利用者が増えるということで、もう一つ問題が生じているのは、違法な個人情報調査の相談ですね。
出会い系サイトが減って、この違法な相談も減っていて嬉しかったんですが、「またか!」という感じ…。
この相談が何かと言いますと、「マッチングアプリで知り合った人の住所が知りたい」というストーカーの相談ですね。
この1年本当に増えました。
近年の個人情報調査希望の95%は違法な目的のためですので、うちでは全く取り合いませんので相談すらしてほしくないです。

しかも、この手の相談者の男女比は2:8で女性が多いんです…
男性が少ないのは「探偵に怒られるかな。ヤバいかな…」と思う人も多く、違法性の認識があるので相談ができないということにあるようです。
女性はなぜかそう思わないようで、女性はこういう恋愛絡みのときに大胆な行動を取るということが多いようです。ここだけは性差というものが存在しているようですね。
既婚者にだまされてお金も取られたというサギに遭ったケースでもない限り、相談すらお断りの内容です。

マッチングアプリの利用はよく考えながら、慎重にお願いします。
連絡を取り合っている相手の人がそういう人かもしれませんから。

職場内不倫だろうが、マッチングアプリ不倫だろうが、とにかく不倫はダメです。
不倫をしてしまっても、バレたらすぐに配偶者に謝罪をして不倫は終わらせることです。それが人の道です。
まぁ、ほとんどの人は不倫相手にどっぷりハマってどうにもならないのですが…。
離婚になるとしても、せめて配偶者と子どものために最善の誠意を尽くすことだと思います。
誰もそれができないのでうちの出番が来て、弁護士を入れることになるのが非常に残念ですね。

なぜ人は不倫離婚のときに豹変するのか…これは大きな問題点です。
離婚してほしいなら、せめて相場以上の慰謝料と養育費を払って誠意を見せて、ある程度すっきりと離婚すべきでしょう。
それもできないくせに愛を語るな、と思いますね。

皆さん、頑張りましょうね!

いちご探偵事務所のHP

2020年1月 5日 (日)

カルロス・ゴーン氏と探偵業法について

先日、元日産自動車の会長であったカルロス・ゴーン氏が、日本での裁判を控えて保釈中に両親の母国であるレバノンに逃亡するという事件が起こりました。

アメリカの軍事会社が協力をしたらしく、大型スピーカーなどを収納する音響機材用のケースに入って脱出したとか…。

ところが、ゴーン氏には保釈後からずっと日本の警備会社が行動確認の尾行をしていたとのことで、ゴーン氏が外出しても尾行して居場所を確認していたようなのです。
この警備会社を依頼していたのが日産だったと言われていて、ゴーン氏が証拠隠滅のために日産関係者と会わないかなどの確認をするためだったようですが、事実上「監視しているぞ、余計なことはするな」という圧力のためにしていたのではないでしょうか?
こんな状況下で関係者と簡単に会うはずがないじゃないですか。電話でも済みますし。

そのため、弁護士がこの警備会社を警察に刑事告訴する準備も進んでいたようで、その動きを知った警備会社(実際はおそらく日産)が違法のそしりを免れないとして、尾行を中止したようです。
尾行を中止したその日にゴーン氏は国外脱出をしたということで、弁護士軍団の誰かはそのことを知っていて計画の一旦に事実上協力したものと思います。真実はわかりませんが。

そこで、なぜこの警備会社による尾行に違法性があって刑事告訴という話になるかということなんですが、その弁護士が提出しようとしていた告訴状の罪状の一つが「探偵業法違反」というものなのです。これは立派な犯罪行為となります。

この探偵業法というのは、調査業者に対する法律であるのですが、逆に一般の方々にも関係してくる部分があるのです。
それは、他人の尾行を行うのは探偵業の許可を受けた人間しかできないということがこの法律で定められているんです。

もちろん、他人の尾行が業務としてできる警察や報道関係者は別ですが、業として行うには探偵の届出が必要なんです。
そうでなければ、ストーカーが尾行をやり放題になりますし、暴力団が誰かからお金をもらって尾行がやり放題となれば大きな事件に発展します。
そこを規制するためにも法律があるのです。
ただ、ストーカーや暴力団はまた別の法律で縛られていますから、逮捕されるときは大概別の法律によってです。

つまり、このゴーン氏の弁護団は、尾行している人物・業者の特定、そして、その業者が探偵業の届出がされていないことを調べて告訴しようと進めていたということになります。
その弁護士、賢い!!

日産から依頼を受けた警備業者は、尾行を業務とすることができる探偵業の届出をしていないのに他人の尾行を行ったというんですから、警備会社としては無能ではないでしょうか?
そんな警備にまつわる法律を全社的に理解していないというのはどういうことなんでしょう?

例えば、皆さんが知人に尾行を依頼するのまでは法律違反とは見なされませんが、その知人がお礼の金銭を受け取って、さらに複数回の知人の尾行の手伝いをすれば、完全に違法です。警察に逮捕されるということになります。
一人の知人の手伝いくらいは大丈夫ですが、複数回やると金銭授受の目的で他人の尾行を行うことになりますので犯罪となります。

違法な請負で得た証拠は裁判上では全て無効となります。
皆さんも知人を犯罪に巻き込むきっかけにならないように、尾行を簡単に考えてはいけません。ご注意を。

いちご探偵事務所のHP

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